登山を楽しむために気を付けた方が良いこと。
もう、気の遠くなるくらい昔の話です。
私が就職した会社(今は辞めてますが)では毎年新入社員が登山をします。
新入社員研修が6月に終わって、7月から正社員として働くわけですが、
先輩や上司たちの愛情のこもった(?)叱咤激励(??)のために
研修中に辞めていく同期もいました。仲の良かったやつも辞めちゃたんですよね。
晴れて正社員になっても、研修中の理不尽な(本音が出てしまった~)
プレッシャーに精根尽き果てているやつらばかりだったので、
7月終わりの登山研修は久しぶりに同期に会えるので楽しかった覚えがあります。
その会社は全国の都道府県に支店があったので、入社しても支店毎に
同期が2~3人しかいません。全部で150人ほど入社したので4月の
全体研修以来というやつらばかりです。
登山前日に宿泊施設に全国から集まってくるんですけど、
その夜は宴会騒ぎ。翌日に登山が控えているのに・・・若かったんですね~
登山研修といってもなめてはいけません。
本格的な登山です。
長野県の白馬岳を登るので、途中に大雪渓があって
アイゼンをつけて横断したり、クレパスが至る所にあって、
気を抜いていたら生死にかかわるような登山です。
もちろん、高山病になるやつもいました。
標高が高くなるにつれて酸欠になるので、めまいや頭痛、吐き気など大変です。
私は高山病にならなかったんですが、仲間は何人もなっていたし、
私自身頂上付近(もちろん標高3000mを越えてます)では
足を一歩出すのが大変だったのを覚えています。
楽しく登山をするためには高山病にならないのが一番です。
予防の方法は・・・
少しずつ標高をあげていくこと、数日かけて酸素が少ない状態に体を適応させることが大切です。
標高2400m以上で発症するといわれていますが、人によってはもっと低くてもなります。
酸素不足が確認されたら、低地に移動し、酸素をたくさん体に取り入れましょう。
今考えると二日酔いで標高3000m以上の登山なんてバカなことをするもんだ。
と思いますが、若気の至りということで・・・苦笑
皆さんは真似しないでくださいね。